PERFORMANCE

高断熱住宅の仕様断熱等級6.5・Ua値0.3〜0.4を標準仕様に

結論

断熱性能は「断熱等級6以上」が正解。

アーキ・モーダは、Ua値0.3〜0.4、断熱等級6以上の家をつくります。

「断熱性能」は厚みでほぼ決まる

断熱材は、グラスウールなどの繊維系、現場発泡の吹き付け系、セルロースファイバーなどの自然素材系に大きく分かれます。ここでよく聞かれるのが「結局どの断熱材が一番良いですか?」という問いですが、実は断熱材そのものの性能差(熱伝導率=熱の伝わりやすさ)には、さほど大きな差はありません。

住まいの断熱性能を実際に左右するのは、熱抵抗値(熱の伝わりにくさ)です。これは「断熱材の厚み ÷ 熱伝導率」で決まり、数値が大きいほど高性能。つまり、断熱材の種類よりも「厚み」が効いてくるのです。

断熱材は適材適所で使い分ける

断熱材の施工範囲は、基礎(床)、壁、屋根で、建物6面となります。それぞれの場所には適した断熱材があり、適材適所で断熱材の種類を使い分けます。

アーキ・モーダでは以下の断熱材を採用しております。

部位断熱材熱伝導率
基礎押出法ポリスチレンフォーム0.022
壁高性能グラスウール 20K + EPS0.035 / 0.034
屋根現場吹付け硬質ウレタンフォームA種30.036

基礎、壁、屋根ともすべて種類の違う断熱材を選定しておりますが、それには理由があります。

基礎について、弊社は基礎断熱工法を採用しておりますが、基本的に「押出法ポリスチレンフォーム」一択になります。

壁と屋根(天井)については、各社それぞれの考え方で、多くの選択肢や組合せが存在しますが、弊社では壁について、「防火認定」「コスト」「厚みの確保」の観点から、高性能GW+EPSの付加断熱(充填+外張り断熱)を採用しております。

屋根については、「厚みの確保」「施工性」「気密性」を考慮し、現場吹付け硬質ウレタンフォームA種3、またはA種1Hを採用しております。

同じ断熱材でも工法(壁の厚み)によって熱抵抗値が変わることを示すグラフ。SE構法は柱120角で最も厚く施工できる
図:同じセルロースファイバー(熱伝導率 0.040 W/(m・K))で比較した工法別の熱抵抗値。充填断熱では壁厚が厚みの上限となるため、柱が120角のSE構法はより厚く施工でき、熱抵抗値も高くなる。

本当の差は「施工精度」に出る

断熱材は、すき間なく完全に施工されて初めてカタログどおりの性能を発揮します。ところが実際の壁には、コンセント・スイッチ・配線・配管が集中する箇所が必ずあり、繊維系断熱材をすき間なく充填するのは想像以上に難しいのが現実です。結果として、同じ断熱材・同じ厚みでも、職人の技量と現場管理の質によって、実際の性能は大きく変わってしまいます。

設計上の計算は、あくまで「完璧に施工された」前提の数字です。その前提が現場で本当に守られるかどうか——ここに、住宅会社ごとの本当の差が表れます。

断熱は「気密」とセットで効く

どれだけ高性能な断熱材を入れても、すき間から空気が出入りすれば性能は出ません。だからこそ断熱は気密とセットで考える必要があります。現場発泡の吹き付け断熱やセルロースファイバーは、配線・配管があってもすき間なく充填でき、断熱と同時に気密も確保できるため、気密測定でも安定して良い数値が出ます。

断熱材それぞれの「個性」も設計に活かす

断熱材には固有の付加価値があります。グラスウール・ロックウールは耐火性に優れ、現場発泡系は構造躯体への長期的な密着性、セルロースファイバーは高い防音性と内部結露の抑制に強みがあります。「コスト・厚み・施工性・素材特性」を総合的に見て、その家に最適な組み合わせを設計することが、私たちの考える断熱計画です。

アーキ・モーダは、SE構法による厚い断熱層を基本に、すき間をつくらない断熱・気密施工と気密測定によって、“カタログ値”ではなく“実際の数値”として性能をお約束します。

さらに詳しく|ブログ「断熱材について」

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断熱・気密の実測データもご用意しています。お気軽にご相談ください。